腸内環境を知ることでダイエットの仕方が変わる|50代女性の腸活

フリンジ
フリンジ
『腸活ダイエット』って流行ってるけど、
痩せられるの?
腸をキレイにすれば痩せて健康になれるよ。
でも、その人の腸内環境を調べてからでないと何がその人に適しているのかがわからないのよ
はせがわ
はせがわ
フリンジ
フリンジ
みんな同じじゃないんだ。
そうなの。
なぜ、太るのか?
どうやったら痩せられるのか?
そういったことは、その人の腸内環境によるから、
まずは腸検査がおすすめよ。
全てはそこからがスタートライン。
はせがわ
はせがわ

 

 

先日、お客様Aさんの腸検査の結果が出ました。

そして、衝撃の事実がわかりました。

 

「あなたは運動しても痩せません」

 

このお客様Aさんは『ぽっちゃりさん』です。

昨年は酵素ドリンクのファスティングダイエットで大成功された50代の女性です。

 

その方の腸検査の結果がまさかの「運動しても痩せない腸内環境だった!」

理由は『善玉菌が少なすぎる‼』

『善玉菌が少なすぎて運動しても痩せない‼』

 

このお客様Aさんの結果をもとに解説していきます。

 

目次

理想の腸内環境とは?

腸内細菌のバランス

 

善玉菌20%:悪玉菌10%:日和見菌70%

このバランスが最高に腸内環境が良い状態です。

 

実は善玉菌が多すぎてもダメ、悪玉菌が少なすぎてもダメ。

このバランスをキープし続けることが健康でいれる秘訣になります。

 

とくに、酵素ドリンクなどによるファステイングをすると、日和見菌が増えます。

また、甘酒、アルコール、酵素サプリも日和見菌を増やす原因になります。

 

「甘酒は美容にいいのよ~」ってのはもう過去の物。ほどほどにしてください。

 

善玉菌が良いとされる理由

 

①ビタミンB群を作る

②水素を発生

③消化吸収の補助

④感染予防

⑤免疫刺激

 

 

ビタミンB群は免疫力アップに良いと最近はよく言われていますが、実はダイエットにも重要なビタミンです。

 

また、ウィルスや病原菌が侵入した場合に活躍してくれる『マクロファージ』の活動源にもなります。この『マクロファージ』が活動力100%でいれば病気なんて怖くないんです。

 

悪玉菌が必要な理由

 

①ビタミンの合成

②酸素を食べる

 

 

実は、善玉菌だけではビタミンが作れないんです。悪玉菌もいてこそビタミンが作られるんです。

なので、一定の数の悪玉菌が必要になってきます。

 

たまにですが、酵素サプリを長年飲み続けている方は善玉菌が多すぎて悪玉菌が少なすぎる、なんてこともあります。

いいと思ってたサプリも同じものを長期間採り続けると弊害が起きている場合もあります。

 

 

日和見菌が多すぎるとどうなるか?

 

麹、酵母、甘酒、ビール、アルコール、酵素ドリンクなどを多くとると日和見菌が増えます。

 

日和見菌は、『どっちつかずの菌』です。

 

ある時を境に、善玉菌になったり、悪玉菌になったり自由自在。

日和見菌が腸内に多いとカンジタを発症しやすくなります。

また、腸内はドロドロ状態。

 

腸内がドロドロ=血液ドロドロです。

 

Aさんの腸内環境は?

善玉菌が少なすぎで日和見菌だらけ

 

善玉菌2.7%:悪玉菌3%:日和見菌90% +不明3.7%

 

昨年、酵素ドリンクによるダイエットの影響かな?と思いました。

たしか、4回くらいはやってた気がします。

 

日和見菌だらけです。

こうなってくると、腸内はドロドロです。

そして、善玉菌が20%欲しいところ、2.7%っていう驚きの少なさです。

 

ビタミンBが少なすぎます。

ここまで少ないと「運動しても意味がない」「脂肪が燃焼しても排出されず、戻ってくる」ので、いっこうに痩せません。

 

運動して脂肪を燃やしたはずなのに、出られず元に戻ってくる状態です。

信じられないけれと、でもそれが現実なんです。

 

同様に、エステに行ってセルライトや脂肪を落とすマッサージしてもらったとします。

善玉菌の少ない腸内環境のAさんはどんなに高いお金を払ってマッサージしても、セルライトが外に流れず元に戻ってきてしまいます。

 

だから、腸内環境を整えることが大事なんです。

 

炭水化物の摂りすぎ

 

ご本人も「やっぱりね・・・」って思ってたはずです。

実はAさん、痩せ菌をかなりお持ちの腸内環境でした。普通なら、何もしなくても痩せているはずなのに何故か、「ぽっちゃり」なんです。

 

結果は『炭水化物大好き菌』と『お肉大好き菌』の割合を見るとすぐにわかりました。

 

明らかな炭水化物の食べ過ぎでぽっちゃりなんです。

まずは、野菜を中心のお食事でお米を食べるならAさん場合は玄米が合います。

 

お米は玄米が合う人、白米が合う人、「ササニシキ系」が合う人それぞれいます。

 

他に気になる点は?

病原菌はいませんでしたが、今後「糖尿病」「リウマチ」のリスクがありました。

 

すぐに表れるかはわかりませんが、徐々になにか症状が出てくると思います。

なるべく症状が出ないように食事に気を付けて、善玉菌を増やさないといけません。

 

Aさんへのアドバイス

 

①日和見菌を減らし、善玉菌を増やす

②野菜、果物をしっかり食べる

③ぬか漬けを食べる

④塩(天然塩)、酢を摂る

⑤炭水化物を減らす

⑥米は玄米

⑦インスリンを出しすぎないよう、野菜から食べる

⑧乳製品を控える

⑨善玉菌を増やす専門のサプリを摂る

⑩朝は果物だけの「モニフルダイエット」する

⑪果物は1種類ずつ食べる、違う果物も食べたいときは30分~1時間たってから食べる

⑫アルコール、酵母、酵素ドリンクは控えめにする

 

まとめ

 

『腸検査』をすると色々なことがわかります。

今まで自分の知らなかったこと、何となくおかしいな、といったことが科学的に数字として出てきますので、今後の自分にとって何が必要か?もしくは何が必要ないかがよくわかります。

 

今回のAさんの検査結果でもわかるように、「なぜ痩せないのか?」のような、不思議なことまでわかってしまう。

普通に考えれば、運動したら痩せるはずだけど、痩せない。その「なぜ」がわかるだけで救われますよね?

運動する前に腸内環境を良くしておかないと「もったいない」、ってことになります。

 

何をするのにも、個人差というものがあります。

 

「この食べ物は○○に良い」って言ってたとか、「○○したら痩せるらしい」というのは万人に当てはまるものではありません。

なぜなら、持ってる腸内細菌が違うから。

 

自分の腸内環境がわかったら何をすればよいのかが分かってきます。健康に良さそうだからとむやみやたらと何かする前に、1度『腸検査』をしてからの方が結果が出るのは早いと思います。

 

万人に良い食べ物、万人に良い運動はないです。

自分に合った食事と運動が何かを知ったうえで、健康寿命を延ばしていけるようにしてください。

 

 

《関連記事》

腸活って何?腸活する前に知っておくべき基礎知識

 

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次