おすすめの医療用ウィッグの素材とは?|女性美容師が解説します

はせがわ
はせがわ
今日は医療用ウィッグのおすすめの素材について話しますね!
種類がいっぱいで
いまいちわからないよね?
フリンジ
フリンジ
はせがわ
はせがわ
素人さんでもわかりやすく説明するからね!
とりあえず、あわててネットで買わないように!
確かに、ネットだと安くて!
でも、安すぎて不安な点も多いかも。
参考にさせてもらおう!
フリンジ
フリンジ

 

 

ウィッグって最近はインターネットでも簡単に買えるようになってきました。

でも正直、どれがいいのか?値段だってピンからキリまであるし。

 

できるだけ自然に見せたいし、でも高額すぎるものはお財布に負担がかかる。

 

どうすればいいか?

今回は女性のための医療用ウィッグのおすすめの素材とその選び方について、詳しくお話をしていきたいと思います。

 

 

目次

自分に必要なウィッグはどういうもの?

 

 

 

まず、「どのくらいの頻度で使いますか?」

 

「毎日?」「お出かけの時だけ?」「結婚式やパーティーのときだけ?」

その使用頻度でも、どういったウィッグにすればいいか変わってきます。

 

 

お出かけの時だけ使用する場合

「お出かけの時だけ」だったら、無理してお値段が高いものでなくても既製品のリーズナブルなウィッグでもいいと思います。

カタログからお好みのウィッグを数点ピックアップして、メーカーさんからサンプルを送ってもらいます。

その中で欲しいものがあれば購入して、前髪などのカットで微調整すればOKです。

 

お値段は3万円台から10万円くらい。

髪の毛の素材や髪の毛の植え方によってお値段が変わってきます。

ただし、カタログの中からなので、ご希望のヘアスタイルのものがない場合もあります。

 

イベントの時だけ使用する場合

「結婚式やパーティーの時だけ」だったら、レンタルという方法もあります。

購入するよりはるかにお安く借りることができます。

ただし、かならずしもお好みのウィッグが借りられるかどうかはわかりません。

でも、ほんの一時しのぎでしたらそちらでも十分だとおもいます。

 

毎日使用する場合

「毎日使う」方は、やはり耐久性、お手入れのしやすさ、軽く、自然なもの。

そして、本当にお好みのヘアスタイル、ヘアカラーである必要があります。

 

また、ウィッグは摩擦、特に静電気によるダメージがネックになります。

粗悪な品質のウィッグですとちょっとした静電気の繰り返しで毛先がチリチリしてきます。

2,3か月から半年もしないうちに使用できないくらいのボロボロ状態になることもあります。

 

そして「毎日使う」方は1週間に最低1回はシャンプーしてあげた方が良い状態を保つことができ、シャンプー後のお手入れも簡単にできることが何より大事です。

 

ですので、「毎日使う」方は、耐久性の高い高品質ウィッグをお使いになられたほうがいいでしょう。

高品質のウィッグとはどういうものか?

 

 

 

そもそも、なんで値段が安い、高いってあるんでしょうか?

1万円くらいのウィッグ、50万円のウィッグ。

何が違うのか?

 

簡単に言うと、素材そのものの良し悪しだと思ってください。

今はファストファッションが流行りで、安くても品質の良い洋服はありますが、ウィッグの分野ではまだファストファッション的なウィッグはありません。

 

 

良いウィッグは一針一針、職人さんが丁寧に角度の調節をしながら髪を植えていきます。

その方が自然な立体感が生まれ、動きも本物のようです。

 

 

そしてミシンを使う(マシンメイド)と、ベタ~っとした立体感のない、いかにも「カツラ」っぽい感じになります。

そのため、自然に見えるウィッグは手作りのためにお値段も高くなる傾向にあります。

 

・「手植え」⇒職人さんが1針1針植える

・「マシンメイド」⇒みの毛(のれんみたいな状態の毛束)をミシンで縫い付ける

 

 

良い素材の髪質とは?

 

 

価格の安い人工毛は?

安価な素材の髪質は「カネカロン」とよばれる人工毛などがありますが、見た目はテカテカ、ピカピカでいかにもウィッグっぽさがあります。

摩擦や静電気に極めて弱く、半年もたたないうちにチリチリになってしまうこともあります。

また、熱にも弱く、うっかりお湯で洗ってしまったり、ドライヤーで乾かそうものなら、もう最後!

チリチリ、ぐしゃぐしゃでもう2度と使えなくなります。

 

たまにしか使用しない、2,3か月ごとに買い替えるという方だったらいいかもしれません。

 

人毛100%のウィッグは?

「人毛100%」というウィッグがありますが、良い状態の人毛でしたらいいのですが、最近はあまり良い状態の人毛の入手が困難になってきているそうです。

どこの国に行っても、みなさんカラーリングしたり、パーマをかけたりしていますので、良い状態のバージン毛が手に入りづらいそうです。

 

もちろん人毛なので自然感があります。

 

自分の好きな色でカラーリングも可能ですし、パーマもかけられます。

アイロンで巻いたり、ヘアアレンジも思いのまま。

 

 

ただし、人毛なので、お手入れは人間と同じかそれ以上に必要です。

こまめなトリートメント、オイルや洗い流さないトリートメントなど、徹底的にケアしてあげる必要があります。

 

また、人毛100%ですと若干重く感じる方がいらっしゃいます。

体調がすぐれない方にとっては「肩がこる」「首が痛い」など、いつも以上にストレスがかかる場合もあります。

 

高品質な耐熱人工毛と人毛のミックスとは?

そこで今大注目されているのが、人毛よりすごい人工毛です。

「耐久性」「耐熱性」「軽さ」「自然感」「ツヤ」どれをとっても文句のつけようがありません。誰が見ても人毛と間違えるほど。

 

また、人毛より軽いのでフルウィッグに向いています。

 

全て人工毛ですと自然感が失われますので、人毛とのミックスがオススメです。

 

 

 

耐熱形状記憶毛って何がいいの?

 

 

 

「耐熱」なので、お湯で洗えます。また、ドライヤーやヘアアイロンを使ってヘアセットも可能です。ヘアスタイルに飽きたら、ご自分で巻き髪にしたり、ストレートヘアにしたりもできます。

 

②「形状記憶」なので、熱を加えてセットした状態を記憶。シャンプーして自然乾燥させれば、元のセットした状態に戻ります。なので、洗った後にご自身でセットし直す手間がありません。また、何度でも熱を加えてセットし直すと、その度に新しいアレンジになります。

 

③「再現性」が高いので、毎日ご使用になる方はぴったりです。特に、毎日使うと1週間に1回はシャンプーが必要になります。

 

 

④「色もツヤ」も人毛と変わりません。安価な素材のテカテカ感も全くなく、手触りも人毛とほぼ同じです。

 

⑤「軽い」です。人毛100%より、だいぶ軽くなります。軽いのでウィッグを着けている感覚がありません。人毛100%ですと、「重い」とストレスに感じられる方がいらっしゃいます。

 

※ただし、こちらで紹介している「耐熱形状記憶毛」の人工毛は当店で扱っている人工毛の話ですので、他店の素材にはあてはまりませんのでご注意ください。

 

 

毎日使う人にオススメの医療用ウィッグは?

 

 

 

 

『耐久性』『耐熱性』『軽さ』『手入れのしやすさ』

これが一番のこだわりのポインだと思います。

 

毎日ご使用になるものですので、できるだけご自身に負担の少ないものをお選びいただくのが一番良いウィッグといえると思います。

 

当店でオススメしているのは、「耐熱形状記憶毛」と「人毛」のミックスです。

両方の良いところを合わせて、より自然で使いやすいウィッグになっています。

 

また、

内側の素材がお肌に対して優しいもの、通気性に優れているもの、新しく生えてくる髪の毛に対して負担のかからないものが良いです。

 

 

当店では、カタログから選ぶのではなく、「お好きなヘアスタイル」で作ります。

大手サロン、デパート、ネットショップでは理想のウィッグが見つからない、そんな方へ、心を込めて一つ一つ作製させていただいております。

 

理想のウィッグを手に入れたいと思われる方はぜひ、お手に取っていただき、試着していただき、その良さを実感してください。

 

 

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